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JOSTレポートによって、”トライボロジー”という用語が定義されてから約半世紀になろうとしています。

この間に科学・技術は大きく進歩し、特に近年の情報技術の発展と普及は社会のグローバル化を一気に加速しました。その一方で、地球環境問題やエネルギー問題など、地球規模での解決が求められる問題も浮き彫りになり、人類と自然との調和のとれた共存を可能とする「持続可能な社会」の実現（SDGs））が、21世紀の科学・技術に課せられた重要な課題となっています。

工学としてのトライボロジーには、省エネルギーや地球環境負荷低減への貢献に大きな期待が寄せられています。トライボロジーが係わる対象は、自動車や産業機器，家電などの一般の工業製品に留まらず、土木建築設備、航空宇宙システム、医用機器など、多岐に渡っています。

そのため、トライボロジーに必要とされる知見も、学問領域としては機械工学を本拠としながら、原子・分子レベルでの摩擦現象解明のための物理学や化学などの基礎科学から、材料、電気、土木・建築、航空・宇宙などの工学分野全般とエネルギー・環境や防災にかかわる応用領域やバイオテクノロジーといった新融合領域に至る非常に幅広い範囲に跨っています。
また、それらの知見の中には、暗黙知とも言えるような形式化・体系化されていないものが多く含まれています。そのため、トライボロジーに係わるトラブル対策や性能・品質向上に当たっては、様々な専門分野からなる経験豊富なエキスパートの知見をうまく結びつけ、活用することが重要になります。

会社名　株式会社トライボーコンシェルジュ

代表取締役　石井 宏樹

アドバイザー　佐々木 信也

事業内容　トライボロジーコンサルティング・技術情報調査・分析・評価・研究開発支援